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有害鳥獣対策と耕作放棄地対策セミナーを開催しました

10月1日(水)、大江町総合会館1階の視聴覚教室で、有害鳥獣対策と耕作放棄地対策セミナーを開催しました。

第1部では兵庫県立大学の自然・環境科学研究所の山端直人教授が「これからの地域農業のための獣害対策」と題し講演。獣害は「みんなで解決しようという意識の醸成」が基本で、適切な防護柵を設置・管理し、成功すればその体験が獣害に強い集落への自信にも繋がると話されました。

第2部に登壇されたのは大江町二箇でTYMにかしもの代表・大槻博路さん。TYMとは「とにかく・やって・みよう」の略だとのこと。この団体、実にユニークでやる気満々の組織のようです。13年前に結成した「農地保全会」をベースに、住民アンケートで住民の声を集約。いまは「農」のみならず①朝市②憩いの場の提供③生活支援など「高齢者支援」にも力を入れているとのこと。

現在簡易テントで住民が持ち寄った野菜を販売する「土曜朝市」(毎週土曜開催)は、将来的にプレハブ小屋でと意気込む。以前福知山マラソンを応援する際に掲げた横断幕「だいすき二箇下」の心意気が、伝わる講演でした。

                                                                                                             【農業・観光・経済活性化部会 部会長 岡垣】